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2009年02月06日
【1】億万長者になるための投資学 第1回――――――――――――――― 投資といえば、株式、債券、投資信託(ファンド)、不動産、外国為替取引 株式会社においても最初に必要なのは「お金=資本金」ですから、これを「ス たとえば、ファミリーレストランで、親子が「このパスタをシェアしようか?」 それから、エクイティ(Equity)ですが、これは「公平」という意昧です。株主 この3つの言葉は、「Stock」「Share」「Equity」の、どれも株式のことを表し 一般には、100円で買った株を、120円で売って20%儲けるのを株式投資と思って 外資系証券のコンサルタントが経験則によれば、100円で買った株を120円で売る 2009年02月06日
第2回 債権
債券とは、一般の人には馴染みの薄い金融商品です。株式を買ったことがあ る人は多い思いますが、債券を買ったことがある人は少ないと思います。 それは、これまで債権を買う必要性に迫られるということがほとんどないから でした。 しかし、最近、テレビでも個人国債の募集が宣伝されています。 債券を本当に理解しようとすると大変です。たくさんの数式が出てくるので、 債券トレーダや派生商品をつくっている人はほとんど理系か数学が得意な人で す。 債券の基本的なしくみを理解しておきましょう。「債務者」と「債権者」の 違いはわかりますね。債権者はお金を貸している人、債務者はお金を借りてい る人、債権者の方がお金を貸しているので立場が強いです。 ですから、企業が倒産すると債権者集会というのが開かれますが、これはど うやって貸したお金を返してもらうかを話し合うためです。 債券というのは、英語で「Bond」と言います。これは絆や契約という意味で、 別の言い方をすると国や企業がお金を借りたいために発行する借用証書です。 債券には、あらかじめ年限(借りる期間)と利率(何%)が決められています。ど うやって利率(クーポンとも言います〉を決めるかというと、年限と発行体の リスクで決まります。 現在は、日本も赤字国債を発行しています。企業では社債を発行します。これ は国や企業がお金を貸してくれと国民に言ってきたのと同じです。 「お金をどれぐらいの期間貸すのか?」と「その貸した国や企業がどれぐらい 信用があるのか?」で利率が決められます。 国や企業の信用度を測ることを仕事にしているのが格付け機関(ムーディーズ、 R&Iなど)です。そして、その格付けが高ければ低い利率で、低ければ高い利 率で債券を発行しなければなりません。 これは、大手企業に勤める人が低い利率でローンを借りられるのと同じです。 ベンチャー起業家には、高い利率どころかお金を貸してくれない場合もあります。 債券で覚えなければいけないのは、次の1点だけです。 「債券は株式と反対の値動きをしやすい」 債券を買う理由は、株式と逆の動き、つまり相関性が低いので、自分の金融資 産の中に入れておくとリスクを減らしてくれるからです。それでは、なぜ反対の 値動きをしやすいか? たとえばもし今、国債期間10年)の利率が10%だったら株を買おうと思ますか? (話を単純にするためにインフレは考慮せず) 普通は10%も利息がもらえたら、リスクがない国債を買って、リスクの高い株 は買わないでしょう。 それでは、現在のように10年国債が1.6%前後で、普通預金が0・2%だと、 どうでしょうか? それだったら多少リスクはあっても、株を買ってみようかなと漢然と思いますね。 これが債券と株が反対の値動きをする理由です。 2009年02月06日
第3回 不動産投資
不動産投資というと「日本の人口はこれから減るのだから、土地の値段が上 がるわけない。だから、投資してもムダだ」という人がよくいます。しかし、 今年3月に発表された公示地価は16年ぶりに全国平均でプラスに転じました。特 に都市圏では上昇率が二桁に迫る勢いです。このニュースを聞いて、今から不動 産投資をして儲けようと思っている人は株式投資でも成功する可能性は低いでし ょう。 外国人投資家は5、6年前から日本の不動産を買い始めましたし、サラリーマン 大家さんと呼ばれる人たちが不動産を買っていたのも同じ時期です。では、なぜ 彼らは大手銀行が不良債権処理のために投げ売っていた物件を買っているのでし ょうか? 相場格言で「人の行く裏に道あり花の山」というのがあります。人と同じ行動を していたらリターンも人並みです。 他人と違う行動をしてこそリターンが大きくなります。いわゆる逆張りですね。 しかし、闇雲に逆張りをすれば儲かるわけはありません。 不動産の例を取ると、「土地神話」が日本はずっとあり、土地は上がるものと して認識されてきましたし、実際に土地バブルが弾けるまでは土地は一貫して上 がっていました。そして90年代に入ると土地は暴落し、銀行から借金をして土地 を買っていた人は瀕死の状態に陥ります。 その理由は単純です。100円の価値しかないものを値上がり期待で、500円、800円 とかで買っていたからです。株と全く同じ原理です。 そして外国人投資家が90年代後半になり、日本の不動産を買いだしました。その 理由は利回りです。土地の値段が5分の1になっても、賃料が同じように下がること はとはありません。 単純に言うと、100円で買える土地や建物から毎月15万円の賃料が見込めるよう になったのです。税金等を考えないと利回りが15%。それでも日本人は買いません でした。それは土地の値段がまだまだ下がると思ったからです。 しかし・外国人投資家からすれば、土地の値段が下がろうが、毎年の賃料を7年間 もらえば元金は回収できるのです。 株式で言うと、配当利回り15%あり、倒産リスクが少なければ、買いますよね。こ の考え方を「収益還元法」と言います。この考え方はとても重要で、どんな投資商品 にも応用できます。 つまり、その投資したモノ自体が生み出す収益を1番に考えるということです。 例えば、もしあなたが乳牛を買うとします。そのときに、その乳牛一頭が毎日どれぐ らいのミルクを出し、それがいくらで売れるから、利回りにすると何%ぐらいだなと 考えているうちは大丈夫です。 それが、この乳牛を100万円で買えば半年後には150万円で売れるな、と思い始めた らアウトです。 最近流行のREIT(不動団投資信託)も、まだ利回りが3%前後と国債に比べて1%以上 高いです。これがいずれ、利回りを考えず値上がり益だけで取引され始めると要注意 です。 2009年02月06日
第4回 投資信託 (ファンド)
「投資信託」とは、小口のお金を多くの人から集め、プロと言われているファ ンドマネージャーがみなさんに代わって運用するというものです。今後、みな さんがメインの運用方法として活用しなければいけないのがこの『投資信託」 です。 投資信託をイメージするには「フォルダ」という概念がいいかと思います。 みなさんもパソコンのデスクトップにいろんなファイル霰乱していると、フォ ルダにまとめると思います。投資信託とは、ファイル(個別金融商品)をフォル ダにまとめただけのものです。 たとえば、「日本株オープン」という名前の投資信託でしたら、その中に入 っているものは日本株であり、「世界分散ファンド」という名前でしたら、世 界の国々の株式に投資するものでしょう。ここで覚えていただきたいのが、フ ォルダ自体にはあまり意味がないということです。それよりも中にどんなファ イルが入っているかが重要であり、この個別の商品の知識を持っていないとフ ォルダ名に惑わされてしまいます。 今流行の「BRICsファンド」なども注意が必要です。 BRICsとは「Brazil」「Russia」「India」「China」の頭文字を取った言葉で すが、経済規模、国民性、宗教なども全く違う4つの国をーつにまとめると、な にかいいように思えます。 しかし、これらの4力国は必ず4つ一緒に投資しなければいけないわけではあり ません。中国なら中国だけに投資する投資信託を買ってもいいのですが、セット の方がお得な感じがしてBRICsファンドを買ってしまう方が多いのが実情です。 次に「日本株オープン」(仮名)の場合を考えてみます。 この投資信託にはトヨタ、ドコモ、ソニーなどの銘柄が組み込まれています。 しかし、個別の銘柄を組み合わせたところで、1+1=3になるわけではありません。 複数の銘柄が入っていることによって、1つの銘柄に投資するよりリスクは軽減 されますが、結局は組み入れられている企業が利益を上げなければ投資信託自体 も値上がりしません。 投資信託を長期で保有し続けるには、株式やそれ以外の商品の本質をきちっと 理解しておく必要があります。 それを理解していただければ、長期で株式型投資信託を持ち続けることができ、 あなたの資産形成に必ず役立つと思います。 2009年02月06日
第5回 外国為替取1引(FX)
最近、世間で流行っているのがFXです。FXとは「外国為替取引」のことで、 通貨の値動きに賭ける取引です。FXが人気なのは、レバレッジを効かせられる からだと思います。 レバレッジとは「てこのカ」の意味です。100万円を証拠金として出して、 1000万円の取引をすることです。そのため、リターンも大きいですが、上手く リスクを減らさないと大火傷を負います。株式の信用取引と同じです。 基本的な認識として持っていただきたいのが、FXはデータやチャートを読めないと、 ギャンブルになってしまいます。 FXは儲かる”というイメージが先行していますが、そ のイメージを鵜呑みにしていたら危険です。為替というのは相対的に決まります。 極端な話で言えば、日本に住んで、海外に一度も行かないのなら、為替のこと を気にする必要はありません。明治、大正時代の普通の人が為替を気にしていた とは思えません。 為替というのは円が他の通貨(ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなど)に対してど のような価値を持つかという意味で、とても相対的なのです。 昔、ブロック崩しというゲームが流行りました。これは画面上部にあるブロッ クをボールで跳ね返しながら崩していくゲームです。上部にあるブロックが一定 で動いていなければ簡単なのですが、終盤になると上のブロックが動くものもあ ります。そうすると途端に難しくなります。これが為替取引のイメージです。 二国問の通貨、例えば一番メジャーな円ドルの場合も、アメリカ経済が一定で あれば、それに対する日本経済の評価としての為替を算出すればいいので簡単で す。しかし、ブロック崩しと同じく、アメリカ経済も動き、日本経済も動いてい る中で、相対的に為替を出さなければなりません。これが難しいのです。 具体的に言うと、アメリカのGDP(国内総生産)成長率が年率3・5%になりそうだ というと、これは通常いいニュースで、ドルは買われ、アメリカの株価は上がり ます。株価は日本の成長率がどうであろうとあまり関係ありません。しかし、為 替の場合は、アメリカのGDP成長率が3・5%でも、日本やヨーロッパのGDP成長率が それを上回る4%となると、その対比でドルが売られたりするのです。 学校の成績で言うと、田中君は100点満点で85点をとって喜んでいたら、鈴木君 が90点だったので相対的な評価は高いとは言えないといった感じです。 このように、為替はとても難しいのです。もちろん、トレンドとして日本が1ド ル360円から100円までなったように、その国の経済規模の拡大とその通貨の強さと いうのは連動しています。しかしながら、それは中長期の話であって、FXのように 短期での値幅をとる場合はわかりません。 もちろんギャンブルとしてFX取引を楽しむのであれば否定はしませんが、会社勤 めの方には、取引をする時問の確保が難しいと思います。 |
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