日経平均株価は前日比1円40銭安の1万0087円26銭と10日ぶり小反落。
東証株価指数(TOPIX)は同1.87ポイント高の930.13と8日続伸。
株価急伸の反動でハイテク関連の一角を中心に利益確定売りが出た。
ただ、景気回復期待の根強さから買いも入り、もみ合いとなった。
▽株式相場は底堅いとの見方
前日まで続いた株価上昇で高値警戒感が強まる中、ガラス、電機、機械、証券など
これまで先駆して値上がりしていた銘柄を中心に利益確定売りが出た。
このため、日経平均は、米国株や円相場の落ち着きを受けて小高く始まったが上値を抑えられ、前日終値(1万0088円)を挟んでのもみ合いとなった。
景気回復期待を背景に株価は世界的に上昇基調を維持しているため、
売り込む動きは見られなかった。
また、今週末にピークを迎える主要企業の4〜6月期決算発表を控えて様子見気分も広がり、
この日の値幅は67円と小幅。
日経平均は前日までに1000円超値上がりしていることを考えれば、ある程度の下落は予想の範囲内。28日の動きから、株式相場は底堅いとみる向きは多く、「下振れリスクはかなり後退した」
日経平均株価 10087.26(-1.40)
日経平均の寄与度は、
値上がり銘柄数 111(寄与度 +55.75)
値下がり銘柄数 99(寄与度 -57.15)
変わらず銘柄数 15